2004年 サクラ大戦 新春歌謡ショウ

“ 歌 え ! 花 組 ”
〜 帝国歌劇団・花組 奮闘公演 〜

みつめて アイリス

アイリス嬢メインの感想

【 前 編 】



2004.2 記ス 2005.10小改訂  文章&挿絵 : じょや


2004年1月2日初日公演、そして3日の昼公演。
そしてBB配信2回を入れて計4回観劇できました。

本当は毎日行きたかった。 帝都に住みたい……。

例によって例のごとく、アイリス嬢だけを見つめていました。
ほかのスタアはDVDで! と言いながら結局DVDでもアイリス嬢だけを。

自然とそうなってしまう。あまりにも可愛いから。


【 新年挨拶のアイリス 】

みんなの気持ちを「くみ」とって、みんなを癒してあげましょ〜


最初っから、も〜〜どうしてそんなに可愛いんですか! ってぐらい。
「しゅわ〜っ…」っと、体の芯から癒されあたたかくなるのです。


【 そば屋に登場のアイリス 】

登場シーン、鮮烈に頭に残りました。
くるくるくるくる、アイリスが可愛く連続回転します。

あらすじ……みんなが「おそば」を取りに行ったのに帰ってこない。
アイリスは紅蘭といっしょに帝劇で
「待って待って待って待って待って待って……」 いたようです。

で、我慢できなくなって2人でそば屋に。そしたらみんないたので、
「あ〜っ!」 って何回も 言いながらみんなを指さし動き回ります。
この動きも実にアイリスらしくて素晴らしく可愛いかった。

そしてその後の連続回転! 
「待って、待って、
待って、待って、待って待って待って待って待って・・・・・・」
と言いながら、始めはゆっくりと力を込めているように
両手をグーにして歩き、それから後半は、くるくるくるくる大回転〜!
( 回転の時は
「待って待って・・・」の言い方が速くなります )

  歌謡ショウでのアイリス嬢を考える時に、
すぐ思いつく言葉の1つとして「回転」があります。

『新編・八犬伝』では、空中での素敵な回転を見せてくれました。
「♪希望の星よ」を歌った時の華麗で美麗で妖精的な空中「横」回転。
第2幕、犬村角太郎としての格好いい空中「縦」回転。

『新宝島』では、
「うなぎまずい〜」 の時の、
「だだっ子」みたいなラブリー回転にメロメロに。

そしてどの公演でも、歌の振り付けには結構、「回転」つまりクルッと
回る動きが入っていて、スカートがフワ〜ッとなる様子にドギマギ。

今回もそうです。「待って待って」の連続回転の時も、後半の歌の時も。
ひらひらっ……と、ふわ〜〜〜っっ……と……舞い上がり。
私の心も舞い上がり……(笑) あぁっもぉ どうすりゃいいんですか(^^*)

西原久美子様の絶妙な演技で、無邪気なアイリスそのまんまだから…
だから、よけいに魅力的なんです。よけいにドキドキするのです。 「いや〜んまいっちんぐ」とかマリリン・モンローの伝説的なチラ リズムとか、そういったものとも全く違う、アイリスだけの、 アイリスならではのドキドキ感。
私の中では他の全てを超えています。 新たな「伝説」です。それは純真なアイリス、自分のことを「可愛い でしょ?」と言ってのけるアイリス、でもいざ「可愛い」と言われると もじもじして照れてしまうアイリス、そしてくるくる回っているときは 全然気にしていなくても、後から、自分のスカートが舞い上がっている 映像とか写真とか見たら、真っ赤になってうつむいてしまいそうな アイリスだから。 だからこそ、こんなにもドキドキするのですよ。

さらに「回転」について述べます。「待って待って」の時も歌っている時も、 何の苦労もなく回っているように見えるのがすごい。私的見解ですが実際には、 色んな苦労とか練習があるのだと思います。観ている時は夢中で、 そんなこと思いつかないんです。いや、それだけ“西原さん”の回転が 上手いってことでしょうか。だから“アイリス”は何の苦もなく回っている。 アイリスが回っているのがただひたすら目に焼き付き、 その可愛さで心があたたまり脳はとろけていく。 実に自然な、アイリスらしい回転の仕方なのです。

なんかこう、きらきらっと光る細かい何かがたくさん、
アイリスの周りで煌めいているように感じます。

第1幕、アイリスの登場を今か今かと「待って待って待って」いましたが、
待ってた甲斐がありました(^-^) ありすぎるぐらいありました。
 
さて……「回転」から離れ、話を戻しますね(やっとか)(^^;  回転の
最後に
「待ってたんだからぁーー!」 ←この言い方も、めっちゃ可愛い
その後、
「食べちゃったんだぁ〜〜!」 と、紅蘭に泣きつく(可愛い!)

それから、そばがまだ出来てなくて皆が「食べちゃっ」てはいないことが
分かり、手袋をした両手を合わせて「疑ってゴメンナサイ」の仕草。
セリフ無いとこでも、めたくた可愛いんです。
あの黄色い手袋と黄色いマフラーもポイントですね。
うなだれてイスに手をついて座る様子もとっっっても、可愛いです。

……可愛い可愛いって、そればっかり書いてますが、仕方ないんです。
だって可愛いんですから!!


【 ちゅ・みかん・ただいま 】

そば屋で、みんなで歌った“カモナ両国”。“カモナ浅草”の別バージョン。
この歌が出てくるとは思ってませんでした。 パンフレットに書いてある?
ノンノン。 パンフレットは観劇後に見るものデス。
観劇前に買ってしまった時も、我慢すべきデス。
“カモナ両国”の振り付け、イスを使った部分が特に「お気に入り」です。
なんかこう可愛らしい感じで、特にアイリスに似合う動きだと思いました。
途中の
「たぬき〜そばっ」 も良かった…。
ポーズも言い方も可愛すぎてメロメロ。
「たぬきそば」大好物の1つになりました。

次の歌は“つばさ”でした。みんなで歌って、いい雰囲気で、あったかくて、
アイリスの優しい声も聞けて、嬉しかったです。もっとアイリスメインの部分
が多くても良かった気がしますが……欲、ですね。 全員で歌う“つばさ”
だから仕方ありません。でも紅蘭と一緒に真ん中にいて、みんなの笑顔に
囲まれてる感じなのがすごく良かった。一つの“家族”という気がしました。

“つばさ”で特筆すべきは、歌い出す前の
“ちゅっ”……です。
可愛い仕草でジャンポールを持って、彼を紅蘭の右頬に「チュv」と。

みんなと一緒で、そして紅蘭が歌い出して、嬉しくて楽しくて、
満面の笑顔で「チュッ」と言うアイリス。すごくアイリスらしいのです。
ここも大好きなシーンです。

それから話は展開して、そば屋の息子が借金返さないために“スマキ”に され沈められそうになります。それを花組が助けるシーン。 それぞれの色の カサをくるくる回しながらの登場や、個性ある“見栄きり”。このあたり いい意味で“定番”な感じがして良かったです。 ここで特に印象に残ったのは
アイリスの
「幼い胸に日本の美学」 と、
織姫の
「スパゲッティはゆで加減」です(^^)

戦いは、まず、カンナが自分だけで十分だ、と言いながら、
さくらに手伝わせる所が笑えました。で……戦ってる最中ですが、
カンナとさくらをまっっったく見ないで、スポットの当たってない
ところでのアイリス嬢の動きに目を凝らしてました。

BB配信を見て、ああやはりそうして良かった、と思いました。
BB配信には、映ってませんでしたからね。
アイリスは、高い所で足をぶらぶらさせながら座ってて、
後半、やくざ屋さんの1人を、指でクルクル〜……と、霊力で動けなくして、
ジャンポールの顔型ポシェットからミカンを取り出して、
食べさせるんです!!……ああなんて羨ましい……アイリスの……
アイリスの手で手ずからミカンを!! ……くぅ〜〜〜〜〜〜〜っっ

……観劇後、ミカンを買って食べました。

戦いが終わったあと、相手の「オヒケエナスッテ」? の動きに対して
アイリス、レニ、紅蘭が3人そろってちょこん、と首を傾げる仕草が
とってもキュート。この仕草、「レギュラー化」しつつありますね(^^)

そして、やくざ屋さんたちが去る時の連続「ゴメンナスッテ」に合わせて、
アイリスも「ゴメンナスッテ」の仕草を何回も……なんか、良かった(^^)

そして織姫と共に「うなぎヴォ〜ノ〜」と言いながらそば屋に帰るアイリス。
着くやいなや、ジャンポールに駆け寄ります!(いちばん上の絵参照)
うぁ〜、もぉ可愛いってば(^^*)


【 “後編”につづく 】
あいさつの時のアイリス嬢

や・ま・い・は・き・か・ら・と・・・
服のデザイン微妙に違いますが ;





↑BB配信「練習風景」を見て
描きました。服ちがいます。



























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