
[ 第 3 回 ] “ たしなみ ・ つつしみ ”
参!
弐ぃ!
壱!
どか〜〜〜ん!!
こっとのは、かぁげきだ〜〜〜〜ん!!
ちゃっちゃかちゃっちゃっちゃ〜ん♪
ハーイ皆さん、こんこんちき! ことのは華劇壇、3度目のチキチキで〜す!
こんこんちき〜!
・・・ってそれ、あいさつじゃないよぉ〜!
いぃ〜んデスよ、こういうのは勢いが大事デース! はい、アイリス、自己紹介!
は〜い! ことばの謎解き、“ ことのは華劇壇 ”♪
おおくりするのは、帝国歌劇団・アイリスと、
ソレッタ・織姫デ〜ス! よろしくど〜ぞ♪
今日も、おたよりをいただいてます!
帝都にお住まいの、鷹月 孔 さんからです★
「 たしなみ 」 に 「 つつしみ 」 、それから「 かくかくしかじか 」についてデ〜スネ。
盛りだくさんデスネ?
あ〜、アイリスが言いたかったのにっ。
鷹月さん、いっぱいリクエストありがと〜!!
まずは「 たしなみ 」ですか? そうデスネ〜、海に行ったらコレに気をつけてくだサイ。
それは「 たかなみ 」でしょ!
OH, ナイスツッコミで〜す。
アイリス知ってるよ!
「 たしなみ 」っていうのはねぇ、そろえるとみんなが1つになるんだよ!
それは「 あしなみ 」デ〜ス!
ノンノン、「 たしなみ 」は、とにかく間に合うように、
大急ぎで何かをすることデ〜ス!
それは・・・、それは、えっと、えっと・・・
それは「 かけこみ 」や! って、「 み 」 しか おうてへんやん !!
え?
あ、あれっ? 今・・・
う〜ん? ま、きっと空耳デ〜ス。気にせず続けまショウ。
さてそろそろ真面目にならないと、ボケ合戦に終始しそうデ〜スネ。
そうだよ〜! 織姫ったら、すぐ調子に乗るんだから!
OH, 「たしなめ」られちゃいマシタ!
アイリス、なめてないよ?
アイリスこそ、い〜かげんにシナハレってカンジ。
い〜ですか、「たしなみ」には、まず、「好きなことをすること」
という意味がありマ〜ス。「俳句をたしなむ」とか、「お酒をたし
なむ」などのように使いマ〜ス!
じゃあ、アイリスは、「ジャンポールをたしなむ」!
なんか違うよ〜な・・・。
とにかく何か「好きなこと」があれば人生は豊かになりマ〜ス。
好きなことをして人生を楽しむのは大事なことデ〜ス!
人生は一度だけ。
・・・・・・
・・・。 そ、それでそれで?
・・・コホン。次に、「ふだんの心がけ、心得」のことも言いマ〜ス。
「書道のたしなみがある」のように、芸事の心得にも使いマス。
ふむふむ。
あとは、「 つつしみ 」と同じ意味で使うこともありマス。
つつしみとは、控えめで素直な気持ち。度が過ぎないように行動に
気をつけることデス。だから、「つつしみなさい」のかわりに、
「たしなみなさい」と言ってもO.K.デスネ〜。
ま、「つつしみ」の方には「物忌み」とか江戸時代の「謹慎」なんて
意味もありマスが、それはあんまり使いませんネ。
アイリスね、「つつしみのある女性」を間違って「たしなみのある女性」って
言っちゃったことあるんだ〜。でも、じゃ、あれも間違いじゃなかったんだね?
そうデスね、いいんじゃないデスか?
ま、ひかえめにする、っていう時は、「つつしみ」の方が
よく使いますし、間違いないデスネ。
よく、かえでおねえちゃん や かすみおねえちゃんが、米田のおじちゃんに、
お酒はつつしんでください〜っって言ってるよね!
あの人は呑み過ぎデスからネ〜。あら、ラヂヲでこんなこと言っちゃいマシタ。
・・・ま、いいデスネ。
そういうふうに、人に注意することを「たしなめる」とも言いマス。
ワタシがさっき、言いましたよネ? なめることじゃないデスよ。
「つつしませる」「いましめる」といった意味デ〜ス。
ふぅ〜ん・・・。 ねね、じゃあさ、「たしなみ」っていうことばには、
「好きなことをする」っていう意味と、「ひかえめにする」っていう
意味と、あるんだよね? なんだか、反対の意味みたいだね?
スルドイ着眼点デスネ〜。そうですね、たしかに・・・。
好きなことをすることと、慎むこととは表裏一体。
どっちかだけじゃ、心の豊かな人間にはなれない。
そんなことを、この言葉は教えてるのかも知れませんネ。
そうなんだあ〜!
いやいや、これは今ワタシが考えたことデスよ? 辞書の意味じゃありません。
「ひょーりいったい」って何? いっしょ、ってこと?
そうデ〜ス。切り離しては考えられない、つまりいつも一緒ってことデスネ。
例えばトランプは、表(おもて)だけじゃ成り立ちまセン。
そっかぁ! 裏(うら)もないとトランプにならないもんね。
何かと何かはふたつでひとつ、ってことなんだね?
人生は一か八か。
・・・・・・ ・・・レ、レニ・・・? レニだよね? どこっ? どこなの?
織姫、今、レニが!
しっ!! 落ち着くのデ〜ス! 今は番組に集中するのデス。
ま、まどわされてはいけまセン。全ては空耳なのデス。幻聴デ〜ス!
う・・・うん。そらみみ、だね。そらみみ・・・
ね、“ そらみみ ”って、音楽みたいだね?
え? あ〜。そうデスネ。音階名で出来てるみたいですネ! ソ・ラ・ミ・ミ〜♪
ねっ、そうでしょ? そ・ら・み・み〜♪
そういう言葉を集めてみるのも楽しいかも知れませんネ。
ド・シ・ド・シ〜♪ とか シ・ソ・ミ・ソ〜♪ とか・・・
ミ・ソ・シ・ル〜♪ ・・・あ、「 ル 」は無かった。えへへ。
う〜ん。考えてみると、そんなに無いかも知れませんネ・・・。
おふたりはん、そろそろ本題に戻らんと。
あ、そっか。 ありがと、紅蘭!
(ソラミミだって言ってるのにアイリス、普通に答えちゃってマス・・・。)
(しかしここは、そうやって自然につなげた方がいいのかもデス!)
・・・そ、そうデシタネ〜!
さてアイリス、「たしなみ」と「つつしみ」について分かりましたか?
うん! 「たしなみ」も「つつしみ」も、とっても大事なものなんだって、分かりました!
そ〜デスネ! 何かのたしなみがあり、つつしみもある女性は理想像かも知れまセン。
ラヂヲの前のみんなも、わかった〜? わかったよね!
・・・あ、織姫、もう時間が終わっちゃう。
そうデスね〜。「かくかくしかじか」は次回の講釈で、ということにいたしまショウ!
ごめんね、待っててね!
・・・じゃ、今日はお別れの時間です! ばいば〜い! (≧∇≦)/
チャオ!
ばいば〜いv
チャオ。
!!!!!!
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