アイリス最高！
西原久美子さま最高！
『新・青い鳥』最高！
レニとの仲良しっぷり最高！
すばらしい夏でしたッッ
（ 05 8/22 ）



『新・青い鳥』は最高の舞台でした。
とにかくアイリスが輝いていました。
観劇した後、あれほど満ち足りていたのは初めてです。
私にとって最高の舞台でした。

振り返れば、私は春から初夏にかけて「不安だらけ」でした。
様々な出来事があり、精神が乱れていました。
何かを見失い、何でも悪い方へとらえていました。
全てが自分の思うのと逆方向に流れていきました。

もやもやした気持ちのまま迎えた公演初日。
観劇が始まってからすぐ私の顔は変わったと思います。
それから終始、顔に「幸せ」と書いてあったでしょう。
心の暗雲は全て吹き飛び消滅しました。
体中に幸せの満ちる舞台でした。
千秋楽の日まで毎日、幸せをもらいまくりました。
青い鳥は本当にいました。

( 05 9/18 )

 



みんなを大切にしているアイリス。
みんなに大切にされているアイリス。
優しいアイリス。無邪気なアイリス。
君がいてくれるだけで幸せだ。
君に会えたことがいちばんの幸せだ。
（ 05 9/17 ）

　　　１　幕を開けよう

　開演のベルはまだ鳴りません。
さあ、いよいよ始まるな、でもほんとにアイリス「主役」かな、
ちゃんとアイリスらしい活躍をさせてもらってるかな……とか
もやもやもやもや考えてました。

前触れなく、妙な道化の皆さんが客席の間をウロウロしだしました。
まだ歩き回ってる客やパンフレット売り歩いてる方もいるのに…
あ、なんかいつもと違う……面白そう……と思いましたが一瞬後に

「……あ！　こいつらがひょっとして今回の敵？
　ゲンヤサイとかいう爺さんの手下どもか…！？」
　（名前からして勝手に爺さんだと思っていた）

……そうか、そうに違いない。
こいつらがきっと、アイリスをピンチに陥れる奴らなんだ。
（「アイリスが傷つく」のは公式ＨＰの予告文にあったこと）

勝手に敵と決めつけて「おのれ〜」と思っていました。
だから、道化が何かやって周囲が拍手してたときも、
私は拍手してません。

始まり方としては珍しい、こういうのなんか好き……
でもこやつらが帝劇内に侵入するところから始まるとしたら
霊力でいちはやく気づいたアイリスが
まず最初に被害にあっちゃって……
あるいは霊力の高いアイリスは最初から狙われていて
さらわれてしまう……とか……
その後しばらく出番ナシとか……？　許せん……

……道化が夜中にアイリスを惑わすって光景が浮かんで
（アイリスがピンチなのはイヤだけど
　なんだか幻想的で似合いそう……とか）
そこから自分で勝手にストーリーを創りあげて
ひとりで勝手に怒りを高めていたのでした。

でもその後いつも通り掃除人と親方が登場して、
道化達がゲキテイ振り付けに呼ばれた時に、
「あれ？　敵っぽくないな……」と。

前説が終わっていよいよオープニング。
ところが幕が開いて花組が並ぶんじゃなくて
幕の前に道化が並び始めたので、その意外性に
「おおー！？」と一気に興味が高まりました。
そして「さぁーまくをあけようー」の男声合唱。迫力ありました。

これは、やっぱり、ほんとに敵ではないかも…
いや、でもパトリックも「幕を開けよう」とか言ってたしな…
と思い始めたその瞬間。


アイリスとレニが背中合わせで迫り上がってくる！！

嬉しい〜〜〜〜〜〜〜！！　
めちゃめちゃ嬉しかったです。
この瞬間から私の幸せは始まりました。

チルチル＆ミチルの衣装です。
最初から劇中劇の衣装でくるとは予想外。
びっくりと嬉しいのとで、も〜〜興奮してましたね。

まだほんとに始まったばかりだから　
これから不安が当たっていく可能性もあるのに　
この時点で心の暗雲はほぼ晴れてたと思います。
……アイリスの笑顔のチカラでしょうか。

まずは迫り上がる途中で　
何も言わずに２人それぞれのポーズでご挨拶。
（ミチルは上の図のように、ちょこんと首を傾げて　
　スカートを両手でつまんで広げていました。）
どうですかあの笑顔。あの動き。
チルチルミチル最高。最初から最高。

アイリスとレニの　
「はなやかな幕を！みんなの心を一つにして！！」　
（人差し指を立てて右図のようなポーズ）　
という言葉の後に大合唱が始まりました。
そして大きなカーテンを開けるような仕草で、
２人が幕を開けたのです。
希望の幕を。

さっきまでもやもやもやもや色々考えていた私。
が、この時点でもう何も考えられませんでした。
もうすっかり、入り込んでいました。

( 05 8/22 〜 9/18 )　

（つづく）