4 も〜しも〜〜し!


 銀座のシーンが終わると、場面は大帝国劇場(略して帝劇)。
 レニがソロで歌います。美しい歌声でした。
 レニ、ラムネを飲みながら歌ってました。
 開演前にアイリスの「ラムネの歌」が流れてたの思い出しました。

 歌の途中でマリアが来てカンナ・織姫が来て、
 そしてアイリス・さくら はしゃぎながら入ってきます。
 カンナ達に「しーっ」という仕草をされてアイリス気づく。
 こういう何気ない様子も可愛いんですよねー…。

 レニの歌の最中なのでみんな静かに聴きます。
 微笑ましい雰囲気の花組。いい感じです。

 アイリス、い〜い笑顔で座りながら…
 レニの歌をうっとりと聴いてました。
 歌うレニに向ける、やわらかな視線、おだやかな笑顔。
 レニに対する気持ちがよく分かります。
 歌の終わりに「わぁ〜っv」って感じで更に明るい笑顔になって
 拍手してるところがまた可愛い。

 レニは歌い終わってアイリスたちの拍手を聞くまで
 みんながいることに本当に気づいてなかった様子でした。

 それから会話とか稽古とかカンナの妄想に入るわけですが
 アイリスの声を聞くときは「耳を皿のように」していました。
 全て、めたくた可愛いんですが、私が特に気に入ってるのは
 「始めましょう」と言うマリアに対する「はーーーーいv」
 それと、アイリスの小さなバッグに気づいた織姫に対する
 「銀座で買ったの〜!」←すっごく嬉しそうな声でした。

 稽古の時の「いないんじゃないの…?」は、
 第3幕で実際にミチルが言う時よりも、幼くて舌足らずな感じ。
 まだ練習中でセリフの言い方が固まってないと言うか、
 役に入ってはいるけれどまだ本番ではないと言うか…
 花組みんな、そんな微妙な感じを醸し出していました。

 紅蘭の通信が入った時のアイリスの呼びかけ
 「もしもーし、こうらーん、もーしもーーし!」
 これがまたすっごく可愛かった。世界一の呼びかけです。
 キネマトロン画面に向かうため、客席に背を向けた状態で
 大きく両腕を振って紅蘭を呼ぶその姿。すげー可愛い…

 その後、すみれが登場した時もアイリスの呼びかけが。
 「すみれ〜」と両手を高く掲げて振ります。跳びはねてます。
 アイリスは親しい人に会うことが本当に嬉しくて嬉しくて、
 気持ちをそのまま体中で表現するのです。顔にも屈託のない満面の笑み。
 その様子がゲームやアニメの通り又はそれ以上に可愛く表現されている。
 これを可愛いと言わずに何を可愛いというのか?

 と、その前に紅蘭の通信の中で大河新二郎が出てきたのですが
 彼の「女性ばかりの歌劇団をまとめるのは大変」→「一郎叔父も
 苦労なさったのですか?」発言に大神隊長、頷いてしまいます。
 その途端「えっ!?」とすごい勢いで振り向く花組の面々。
 アイリス、カンナ、織姫が隊長に迫ります。

       

 「苦労なのっ!?」と連続で言うアイリスの声が一番響きます。
 両手を握って後ろに振りながら詰め寄っていく姿がキュート。
 それから画面の紅蘭がみんなを窘めます。この時「えへへ〜」と
 いう感じで笑ってる可愛い仕草のアイリスを君は見たかっ!?
  (ついつい通信画面だけに目を引き寄せられていては、
   アイリスの超可愛い仕草の全てを見ることはできない。)

 さて、すみれは差し入れに果物を持ってきたのですが、
 それを食べてる時のアイリスがまたまた可愛いのです。
 ほんとにほんとーーに、どんな時でも可愛いです。
 床にぺたーんと座ってレニを見上げるようにしながら、
 すみれと織姫のやりとりを見てちょっと笑いながら。

 さらに、ぶどうを食べる時の音が聞こえましたぞ。
 「ちゅ」……って! 聞き取れましたか? 各々がた。
 ……あのカンナ・すみれ・織姫の面白シーンを飛び越して、
 アイリスとレニが差し入れの果物を食べるところばっかり見て。
 しかもぶどうを食べる音を聞き分けようとしていた自分に満足。


               ( 05 8/25 …11/18 修正 ) 

                   (つづく)

        
         この絵は、果物を食べている時に、
      横を通って去ろうとする すみれ を見ている時の姿。

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