◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎ サクラ大戦 新春歌謡ショウ 2006 跳んでる花組 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ “ だから、アイリスは ” ( アイリス中心 感想 ) 4 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎ |
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4〔 もう大丈夫 〕 幻夜斎は花組に敗れ姿を消し、刀だけが残されました。 レニの傍に立ち、まだ緊張した様子のアイリス。 大神に「もう大丈夫だぞ」と言われると…… 「 …うん 」 と、消え入りそうな声で言い、微かに頷きました。 それから緊張の糸がほぐれたかのように…、 あるいは、無理に気を張っていた状態から解放されて全ての力が抜けていくかのように、 右手をレニの手に乗せ、ゆっくりと膝をつきました。 レニはそっと、壊れないように大切に、アイリスの手を受け止めているように見えました。 そのアイリスの様子がとても儚げで、切ないほどに愛おしく思いました。 なにがなんでも、アイリスを守らなくては。 自分の思いを激しく解き放ち、勇敢に、自分を狙う敵に立ち向かいながらも… アイリスは、きっと、すごくすごく怖かったのだろう。 震えて縮こまる体を、懸命に奮い立たせ、勇気を振り絞って行動したアイリス。 花組のみんなを、おにいちゃんを助けたい。 その強い思いが、怖さを凌いでいった。 そして全てが終わった時、自分が助かった安堵よりもおにいちゃんが大丈夫だったこと、 花組のみんなが助かった安堵で力が抜けていった。…そんなふうに感じました。 |
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