バレンタインＳＳ

　　　　　　「チョコレート・ボンボン」のおまけ

　　　　　　　　　【　廊 下 に て　】



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　文章：　　鷹 月　孔 　様

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2005. 2








ふと何かに気がついたレニが、アイリスの口元に鼻を寄せた。

「なに？どーかしたの？」

「アイリス…お酒のにおいがする…」

「え！？(ギクッ)…えっとぉ〜…」

「…飲んだの？」

「え…えへへ〜。
　さっきチョコ作ってるときに、ちょっと味見しちゃった」
　　　(ちろっと舌を出して照れ笑い)

「そう…やっぱり飲んでたんだ。
　でも、酔ってないね…」
　　　(赤くもなっていない頬を不思議そうに見る)

「？(きょとんとして)
　だって、アイリス一口しか飲んでないよ？
　一口ぐらいじゃ、酔ったりしないよ〜(^-^)」

「一口じゃ酔わないって…なにを飲んだの？」


「レーズン浸けたブランディ〜vvおいしかったよ♪」

「ブランデー…
　もしかしてアイリスって……酒豪？」

「？(首かしげっ)」





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…なーんて、会話がチョコを皆に配りに行く途中であったりしてvv